下顎枝垂直骨切り術とは?

下顎枝垂直骨切り術とは、一言で言うと、下顎全体を移動させる方法で、下顎枝垂直骨切り術の手術時間は、1~1時間半程人になります。

左右の親不知周辺の頬内側の歯茎を切り、エラ部分の骨を見通せるようにします。

そして顎関節の前骨を上から下まで垂直に一直線に骨切りをします。

下顎は、左右の関節部分の骨と、歯が生えている部分の骨の、3分割にし、歯が生えている部分の骨だけを正しい噛み合わせになる位置にまで移動させます。

この下顎枝垂直骨切り術では、3分割にした骨と骨を固定しませんが、問題なく骨は癒着します。

日本だけでなく、世界的にも標準的な下顎手術が、下顎枝垂直骨切り術です。

この下顎枝垂直骨切り術は、あまり流行ってはいませんが、下顎単独の受け口(下顎前突症)や非対称手術では、1回だけの手術で完了するだけでなく、短い手術時間で済み、顔面神経の麻痺が残りにくいので、患者の負担も軽減されています。

下顎枝垂直骨切り術当日から翌朝まで、矯正用ミニ輪ゴムで口を閉じた状態に固定します。

下顎枝垂直骨切り術は、顎関節部分の骨が自由になるので、顎の移動による顎関節への影響が少なく、顎関節症や顔面非対称に対する治療のように、左右の移動量が大きい場合に特に適した手術といわれています。

また、下顎枝垂直骨切り術は、顎関節症に対し、9割以上の確率で症状が軽減されるという優れた手術でもあります。

ただし、下顎を前方に移動させる場合だと、適応できない短所があります。

そうした下顎前方移動の場合は、下顎枝矢状分割術を行います。

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