悪徳ローテーションクリニック

美容整形クリニックにおける医療システムには、一般の医療現場では考えられないような悪質なものが多々見受けられます。
そこで、それら悪質の全てを取り上げたいところですが、スペースに限りがあるため、中でも一番悪質といわれている「ローテーション・クリニック」なる医療システムについてのみ触れておきます。
ちなみに、ローテーション・クリニックとは当会が命名したものですが、それ以降に良く使われるようになった経緯があります。

 


 

本題に入る前に、このローテーション・クリニックの存在に端を発した自殺に関する新聞記事の一部を紹介しておきます。
以下は「朝日新聞」からの抜粋記事(原文のまま)です・・・

ネット集団自殺
21歳女性 「あゆみたいな目になりたくて」
プチ整形失敗の果て

「私はここからいなくなることを決意しました。理由は解ると思うけど、目の整形のことです。18の時失敗してから今までずっと悩んできました。
・・・私は強くないし、心も体も疲れたんだよね。本当にごめんなさい」
女性は自宅の押し入れに、両親あての遺書を残していた。

女性は、18歳で単身上京した。歌手の浜崎あゆみさんのファンクラブに入っていた。もともと大きな目が印象的な顔立ちだったが、周囲には「あゆみたいな目になりたい」と漏らしていた。
芸能界とのつながりをうたい文句にしている都内の美容整形外科で「プチ整形」を受けたが、思っていたようにはならなかった。
「目が腫れぼったくなって、まぶたが上がらなくなった。病院からは『三ヶ月様子を見てから来るように』と言われて、その通りにしたけれど、医者は会ってもくれなかった」。女性は両親にそう伝え、職場の元上司には「これじゃ、人前に出られない」と、泣きながら訴えていた。

名古屋市内の病院の形成外科を訪れた。医師の前に座った女性の目は、まぶたの脂肪が完全に取り除かれ、目を閉じたり開いたりするための筋肉がくっついて機能しなくなっていた。「眼瞼下垂」と呼ばれる症状だった。右目頭の上のまぶたがくぼんで垂れたようになり、不自然な表情になっていた。
形成外科では、目を元の状態に戻すため、手術を二度行った。女性は相談相手になっていてくれた元上司に「これが最後」と話していたが、結局うまくいかなかった。医師は「何度やっても、きっと同じだと思います」と、説明したという。

女性が死を覚悟して、デパートの屋上に向かったのは、この病院を退院した翌日のことだ。しかし、「足がすくんで飛び降りることができなかった」。元上司にはそう告白していた。両親あての遺書の中でも「今はまだ、死ぬか悩んでいます」と記していた。

周囲の関係者によると、女性はそのころから、極端に人を避けるようになっていたという。
そして、女性は自殺サイトで知り合った三人といっしょに、東京・奥多摩で集団自殺を図る。未遂に終わり、警察で身元引受人となった元上司には「もう二度とやらない」と話したが、その約一週間後、今度は神奈川県横須賀市で、最初の集団自殺に加わっていなかった別の女性と、密閉した自動車内で練炭を燃やし、帰らぬ命となった。
両親は神奈川県警横須賀署で、遺体となった女性と対面したが、女性は死を前に「普段より綺麗に化粧していた」という。

 


 

被害者続出。。ローテーション・クリニックとは・・・
この自殺をした女性がプチ整形の術後がおもわしくなかったことから、クリニックにその旨を連絡するも、「三ヶ月様子を見てから来るようにと言われて、その通りにしたけれど結局、医者は会ってもくれなかった…」と、嘆いています。
ではなぜこの女性は医者と会うことができなかったのでしょうか?
いくらプチ整形と言えど、アフターフォローとして医師が術後診察をするのは常識中の常識なはずです。
しかし、この美容整形クリニックにはそうすることのできない大きな理由があったのです。

 

全国各地に分院を置き全国展開している美容整形クリニックがあります。
しかし、その中には外道にも劣る悪質きわまりないクリニックが存在するのです。
その実態とテクニックはこうだ!
例えば全部で15店舗ある全国規模のクリニックだとした場合、最低でも医師の総数は15名は在籍していないとおかしい。
が、驚くなかれたったの数人の医師しか実働していないクリニックが存在するのです。
なぜだろうと不思議に思う読者もいることでしょう。
実はこれら悪徳医師の輩は、旅芸人のように全国の分院をローテーションで回りながら営業を繰り返しているのに過ぎないのです。
だから各分院の一月の営業日数は数日という計算が成り立ちます。
当然、看護師や他スタッフもローテーションのメンバーであることから、その分院は来月のローテーションがくるまでは長期間に渡りもぬけの殻となります。
また、休業中の期間は留守番すら置かないので、顧客からの電話はフリーダイヤルか転送電話にして本院の一カ所でしか受け付けていません。
この医療システムにはどこかに脱法行為が必ず潜んでいるはずです。
しかし、厚生労働省も管轄保健所も当会の相談には仕方なく耳を傾けるも、一般の患者が相談を持ち込んでも何ら対処をしてくれないのが現状です。

 

この医療システムによる美容整形クリニックの最大のメリットは・・・
患者に「全国規模で大きいから安心、信頼できる・・・」と、勘違いをさせることができる点にあります。
また、各地方の患者予約を効率よく数日間に集約することが可能です。
いわゆる“勘違い商法”と何ら変わりなく医師としての誇りなど微塵もなく、医師の倫理にもとります。
お偉い先生方、「国境なき医師団」の爪の垢でも煎じてお飲みなさい!!!

 

一方、患者側におよぶ弊害は計り知れない・・・
その最たる点は、術後の経過が思わしくなかったり、アクシデントが生じた場合、医師の診察を受けることが不可能ないことにある。
上記の新聞記事による自殺をした女性もまさにこの問題点がもたらした被害者といえる。

 

この超悪徳な勘違い商法を展開する美容整形クリニックのことを、当会では「ローテーション・クリニック」と命名した。
そして、上記の新聞記事による被害女性を死に追いやった「Aクリニック」も、まさにこの「ローテーション・クリニック」の代表格といえる存在である。

 

被害女性のご冥福をお祈りいたします。。合掌

 

▼ローテーション・クリニックの見分け方・・・
以下の見分け方はあくまで目安であり全てのクリニックに当てはまるわけではありませんので念のため。
また、下記の問題点をクリアしていたとしても、ローテーション・クリニックに該当するところもあります。
いずれにせよ、詳しく知りたい場合はその美容整形クリニックの名称を挙げ当会へ直接お問い合わせ下さい。

 

一週間くらい続けて実際にその美容整形クリニックの前まで出向き、クローズされているか否か確かめてみる。
これが一番確かな方法です。もし、何日か続けてクローズされていたら、それはローテーション・クリニックに間違いありません。
美容整形はその後の人生を左右しかねません。ですから、一週間くらいクリニックの下見に行くことを横着がっったりしてはいけません。

 

美容整形クリニックのHPに各分院の院長が紹介されていないところ。
これは実際には各クリニックの全てに院長を配置するほど医師を雇えないため、限られた医師がローテーションをして各院を回っている典型的なケースです。「Aクリニック」のHPを参照すれば解りやすいと思います。
なお、クリニックのHPには各院長名が載ってはいても、実際はたんなる名義貸しのケースが多々見受けらます。

 

美容整形クリニックのHPに各分院別の電話番号が載っておらず、フリーダイヤルなど全院共通の電話番号しか載ってないところ。
すなわち、どこの分院に電話をかけても全て本院なりどこか一カ所で電話に応対しているのです。
これも「Aクリニック」のHPを参照すれば解りやすいと思います。

 

美容整形クリニックのHPに各分院別の電話番号が載ってはいるが、転送電話で全て本院なりどこか一カ所で電話応対をしているところ。
転送電話にしているか否かを確かめる方法は簡単です。
それぞれ異なる分院へ電話をかけてみて同一人物(声で判断がつく)が対応に出るところはローテーション・クリニックと思っていいでしょう。
ただし、電話の応対要員が一人とは限らないので1回かけただけなのにそれぞれ違う人が出たからといって信じてはいけません。
だから、いろいろな分院にかけてみて同一人物が応対に出ることないか調べる必要があります。

 

地方にある分院へとぼけてカウンセリングの予約を入れてみる。勿論、氏名と電話番号は嘘で構わない。
そして、予約日が決まったならば「ちなみに、カウセをしていただける先生の氏名を教えて下さい…」と尋ねてみる。
それに対して何らかの理由をつけて教えてくれないところは疑わしい。
ローテーション・クリニックは執刀医の氏名を明かすことを非常に嫌う傾向にあります。
ちなみに、カウンセリングをした医師や、執刀医は患者に対して氏名を明かさないのは法的に問題があります。

 


 

≪削除要請≫
もし上記内容に迷惑を及ぼすクリニックがありましたら、その旨をご一報ください。ご事情を伺い場合によっては削除いたす所存です。
なお、削除要請のあった事実をネット上で公開したり他言したりはしませんのでご安心ください。
当会はボランティア団体であり、その事情はともあれ人様の心配事に対して足をすくうような卑劣なまねは神に誓って致しません。

 

≪リークに対するお礼≫
末筆ではありますが、当該「Aクリニック」の元従業員であった三人の方、皆様別々にではありますが貴重なリーク(内部者の密告)をしていただき有り難うございます。
このページが完成に至ったのも皆様のお力添えがあったからこそです。
また、情報提供だけでなく今後、当会の役に立つのであれば「上申書」の提出、場合によっては「証人出廷」までしていただけるとのこと、心強い限りです。
多くの被害者に成り代わり、僭越ながら当会のスタッフ一同、心から感謝いたします。
厚かましい限りですが、今後ともご協力のほどよろしくお願い申し上げます。