顎削りをするには、実際に削る顎骨部分の少なくとも倍の顎骨を露出させなくてはならないといわれています。
露出させた顎骨を削るにあたって、顎骨についているオトガイ筋等の軟部組織を剥がします。
幅広い範囲のオトガイ筋を剥がすことになるため、術後にどうしても皮膚の弛みが生じやすくなります。
また、顎骨を少しでも削り過ぎてしまうと、顔が引きつれを起こしてしまいます。
顎骨の表面にある硬い部分が全部なくなるほどに削ってしまうと、露出した骨髄に筋肉が癒着してしまうためです。
骨髄が露出すること自体に健康上の問題はないものの、筋肉が癒着するので、それに伴い引きつれを起こすのです。
引きつれを起こさないためには、骨の表面にある硬い部分が全部なくならないように注意しながら削ることが重要になってきます。
したがって、顎削りで改善できる骨の短縮量は少しだけなので、劇的な顔貌の変化を得ることは難しいといわれています。
顎削りで1番深刻な後遺症が顔面麻痺で、手術中に顔面神経を傷つけてしまったことで、痺れが残ってしまったというケースもあります。
顔面麻痺の対処法としては、ステロイド注射を定期的に打ったり、マッサージをしていくことしかありません。
とても手間がかかって、精神的な負担も大きな治療となります。
痺れが残らなくても、顎骨を細くされ過ぎて、顎変形症のような外見になってしまったとか、左右非対称になったという問題が生じてしまうこともあります。
印象を良くしようとした顎削りなのに、外見に新問題を抱えることになっては、逆行です。
顎削りの結果は、術後約1年は経ってみないと、わからないといわれています。
その期間は、執刀した医師と連絡がとれる環境が用意されている美容整形クリニックであるかかどうか、予めチェックしておくことが大事です。
顎削りには、常に高度で最新の技術を必要とするため、かつての名医が現在の名医であるとは必ずしもいえません。
最新技術の習得に努めている医師がいる美容整形クリニックかどうかを、しっかりと確認することが重要です。
一旦失敗したら重大な後遺症に悩むのが顎削りなので、1度の顎削りで成功させなくてはなりません。
また、安い手術費用につられて、美容整形クリニックを選ばないことです。
顎削りだけで約120万円くらい、別途麻酔費用で約5万円はかかるといわれています。
インターネットでの口コミや体験談も十分にチェックしておきましょう。
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顎削りとは、顎の骨(オトガイ)を削ったり、切ったりすることによって、スッキリ・シャープな顔の輪郭に整える整形手術をいいます。
長く突き出した顎、割れている顎、左右非対称な顎、等の状態を解消するために行います。
■顎削りの手術方法
顎削りをする際は、外からは見えない口の内側から切開することで、傷跡を外の目立つ部分に残さないのが特徴です。
顎骨の切除方法には以下の種類があり、顎の状態や実現させたい形状に合わせ、使い分けられます。
1.顎先端(両側)削り
前面に突き出している顎先や、下方向に顔が長く伸びている状態に対し、顎先端を削ったり、切ったりする方法を適用させます。
2.水平骨切り
後方に向いている顎先に対し、顎骨を水平に切り、切断した先端部分の顎骨を前面に移動させ、固定することで、顎先の方向を調整します。
3.オトガイ中抜き
顎骨(オトガイ)の中間部分を切り取って、ダルマ落としの要領で先端部分の顎骨を詰めて、固定することにより、顎の長さと、顎先の方向を変えることができます。
水平に切る方式と、V字型に切る方式があります。
どちらの方式でも、約2~3時間の手術時間になります。
顎削りは、全身麻酔をしてから行われ、意識のない状態なので、痛みを感じることはありません。
■顎削りのメリット
顎骨の形から変えるので、当然ながらフェイスラインも変わり、劇的に顔の印象を変えられます
半永久的な効果なので、ヒアルロン酸やボトックス注射のような一定期間で元に戻る心配がありません
口の内側からの切開アプローチなので、外側に傷跡が目立つことがありません
■顎削りのデメリット
顎骨を削ったり、切ったりするので、顎骨の耐久性が弱体化するリスクがあります
顔面神経を損傷させてしまった場合は、麻痺等の後遺症が残るリスクがあります
顎削りの操作で、顎骨から筋肉等の組織を剥離するため、皮膚の弛みが起こるリスクがあります
顎削りに失敗してしまった場合、修正手術をすることができません
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質問:
私は、頬骨削りを検討している最中です。
頬骨が前面に出て、横に大きい顔がコンプレックスで、頬骨削りをしたいと思っています。
しかし、頬骨削りの後遺症がかなり恐いです。
頬骨削りの後遺症で、顔面神経麻痺をよく目にしますが、頬骨削りで顔面麻痺になった場合、それは日常生活に支障をきたすのでしょうか?
頬の感覚が一部分だけなくなるとか、眉毛が上がらなくなる程度ならば、そんなに支障をきたさないようなので、耐えられるかと思いますが、顔の表情を作れなくなってしまうとか、口を開くことができなくなるといった事態になるようだと、日常生活をおくれなくなるので恐いです。
こういう後遺症が残ってしまう状況というのは、頬骨削りでは頻繁に起こり得るものなのでしょうか?
インターネット等で頬骨削りの後遺症について調べていると、たまにかなり深刻な後遺症例を見かけるので(信憑性は不明ですが)、後遺症のことが不安です。
大掛かりな頬骨削りには、様々なリスクがあることは覚悟の上ですが、頬骨削りによって日常生活を壊すような大きな障害が残ってしまう可能性が高いのかだけお訊きしたいと思います。
よろしくお願いします。
回答:
頬骨削りは、術後しばらくの間、頬周辺の皮膚感覚が鈍くなります。
これは、頬骨削りをしたほとんどの人に現れる症状ですが、約3ヵ月以内、遅い人でも約半年以内には、感覚が元の状態に戻ります。
運動の麻痺は、稀に片側の額が一時的に動きにくくなる場合があります。
この麻痺は、ほとんどの場合、術後1週間以内に元通りになります。
なので「日常生活を壊すような大きな障害が残ってしまう可能性」は考えにくいです。
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質問:
整形であご削るとバレるでしょぅか?
顎削りしたいのですが、まわりにばれるのはいやで悩んでいます。。
回答:
同じ輪郭でも、エラより顎の方がばれやすいっていいます。
大幅な変化だと、整形前の顔を知っている人にはわかるのかもしれませんね。
ただ、人の顔なんて、特に女性はいろんな努力で美しく変化していくんだから堂々としていれば気づかれることなんてほとんどないのではないでしょうか?
輪郭やった女優だって堂々と整形後はドラマとか出ているわけだし。
幅広の二重など、目の部分は顔の印象が大きく変わりますから気づかれやすいかもしれませんが、あごぐらいなら痩せたりすれば、いくらでも変わりますから
「ダイエットした」
というか髪型も術前術後で変えて
「イメチェンした」
といえば以外と大丈夫ですよ。
回答:
聞いたことあるんだけど、削る系の整形って触るとわかるらしいよ。
削ったところがギザギザになるらしい。
まぁこれはへたくそな医者が削った場合だけど。
見ただけじゃ顎削りとバレないと思う。
でも触られたらこいつやったなと思われる。
回答:
バレない程度なら、しない方がマシでしょ。
顎削り高いんだしやるんならそんなこと心配してないでガッツリやって理想の輪郭になればい~じゃん。
回答:
度合いによると思いますが、たくさん削ればバレるんじゃないですか
△上記文章はユーザー個々の投稿です