ルフォー(LEFort)Ⅰ型骨切り術’

「妹がLEFort(ルフォー)Ⅰ型骨切り術をしました。この整形手術をした美容整形クリニックは、有名で腕が良いといわれていたところです。妹は、長い顔特有の歯茎笑いがありました。その点は、多少改善されましたが、長い顔は表皮に依存しているので、ほとんど変化なしでした。現在は、弛んだ表皮が、ぶら下がった感じです。妹は、術後1年半以上経過してから、次第に顎が曲がり出し(骨の上下固定は1ヵ月半程度だったとのこと)、さらに咀嚼痛も生じ、上手く噛むことができないようです。口元に所々麻痺が残っています。少しでも呼吸器疾患や副鼻腔炎等の症状がある人は、絶対にLEFort(ルフォー)Ⅰ型骨切り術をするべきではありません。必ず、最悪の事態も想定して下さい。妹の場合は、予定時間を大きく上回る手術時間で、7時間以上にも及びました。痛みという次元ではなく、呼吸の苦しみ、一生残る後遺症等、本当に大変なものが残りました。妹は、LEFort(ルフォー)Ⅰ型骨切り術をした後に、2度の自殺未遂があります。明るく人前で笑えるような綺麗な顔にしたい手術のはずが、今では、私の前でさえ、ほとんど笑顔を見せることがなくなりました」

「LEFort(ルフォー)Ⅰ型骨切り術をしようと考えてる人は、顎変形症関係のスレを見た方が良いかもね。体験談も多く書き込まれてるし。LEFort(ルフォー)Ⅰ型骨切り術は、はっきりいって、美容整形クリニックでやるには危険。本来は、術前に何度も検査をしなきゃならなくて、プランニングから手術に至るまでに、3年かかるのとかはザラのようだし。審美目的は諦めて、噛み合わせ重視で、手術をする方が無難。もっというならば、奇形レベルのガミースマイルでなければ、LEFort(ルフォー)Ⅰ型骨切り術をしない方が良い」

「私も中顔面が長くて、悩んでいました。中顔面を短縮する方法で、LEFort(ルフォー)Ⅰ型骨切り術は危ないし、顔が希望通りにならないようだし」

「LEFort(ルフォー)Ⅰ型骨切り術をした人は、将来フェイスリフトをしたら、失敗するよ。皮下組織が変質してしまっているだろうから、皮膚細胞のコンディションが悪くて、釣り上げることができない。癒着だらけだしね。手術痕は表面に出なくても、長時間に渡って、広範囲を掻き回されているので、顔の皮膚の内側で、大きな傷痕の塊になっているんだから。下顎を後方にスライドしただけでも大手術だし、まして顔面上顎骨の中抜き(LEFort(ルフォー)Ⅰ型骨切り術)もしてるのだから、無謀過ぎる整形手術だよ。たまたまLEFort(ルフォー)Ⅰ型骨切り術をして、成功した人は、運が良いけれども、将来の容姿と機能(噛み合わせ)が心配だよね」

「確かにリフトアップは無理そう。私は、お腹の手術経験があるから、2度目の腸手術の時に、内視鏡手術は無理だと医師からいわれたから、皮下組織が変質して、皮膚細胞のコンディションが悪くなる、というのがわかる。LEFort(ルフォー)Ⅰ型骨切り術の最中に、顔の皮膚の中が、きっとグチャグチャにくっ付いちゃって、異形の組織になっちゃてるんだと思う」

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「今度、LEFort(ルフォー)Ⅰ型骨切り術をするけど、上顎骨だけでなく、下顎骨も切るといわれました。私は、ガミースマイルだけなので、上顎骨を切るだけでいいのだけど」

「下顎も切って、上顎に合わせて、持ち上げないと、しっかりと口を閉じることができなくなる。ガミースマイルだけを治したいのならば、別の手術があるから、そっちの手術の方がおすすめだよ」

「リ●●のホームページに、LEFort(ルフォー)Ⅰ型骨切り術や、粘膜切除法は、中顔面を短縮したい人におすすめと書かれてありました。下顎には何もせずに、上顎を切って、短縮します」

「私は、LEFort(ルフォー)Ⅰ型骨切り術をしたことがないから、何ともいえないけれども、昔LEFort(ルフォー)Ⅰ型骨切り術をした人の話によれば、下顎を切って、上顎とガッチャンコしないと、見た目の変化は、ほとんどないとのこと」

「LEFort(ルフォー)Ⅰ型骨切り術の危険度は、エラ切りや顎切りと同じくらいではないか。ただし、LEFort(ルフォー)Ⅰ型骨切り術の費用が高いのと、術前術後に矯正が必要な病院もあるからか、LEFort(ルフォー)Ⅰ型骨切り術をする人が少ないのかも。4~6mm短縮できるようです」

「元は、LEFort(ルフォー)Ⅰ型骨切り術って口腔外科手術で、上顎が長くて、馬ヅラの人とか、出っ歯で歯茎も出てる人向けの整形手術なんだよ。少数とはいえ、LEFort(ルフォー)Ⅰ型骨切り術をして、死んだ人もいるし、手術中は大出血するし。美容整形手術の中では、1、2を争う程の大手術だよ。ガミースマイルではないけれども、中顔面を短縮させたいのならば、人中短縮だけにしておいた方がいい。もし、ガミースマイルではない人が、LEFort(ルフォー)Ⅰ型骨切り術をして、上顎を切られ過ぎたら、人中短縮しても完璧には修正できないとのこと。それに、LEFort(ルフォー)Ⅰ型骨切り術だけをしても、顔が短くはなるけど、中顔面の見た目はそんなに変化ないし、結局、人中短縮もしないと、中顔面は短縮したようには見えないよ」

「中顔面短縮(LEFort(ルフォー)Ⅰ型骨切り術)をしている美容整形クリニックは少ないし、LEFort(ルフォー)Ⅰ型骨切り術は、かなりリスクが高い手術だから、するならば、多少料金が高くても、腕の良い美容整形クリニックでした方がいいかと」

「美容整形クリニックでするならば、やはりそれなりの所に行かねばならないし、もし自分としては失敗だと思っても、美的センスは様々だから、美容整形クリニックが失敗していないと主張したら、医療ミスにはならないしね」

「ガミースマイルではなく、ただ単に、長い中顔面だから、LEFort(ルフォー)Ⅰ型骨切り術をすると、小鼻が広がったり、歯が見えなくなって、老け顔になると、医師からカウンセリングの時にいわれました」

「LEFort(ルフォー)Ⅰ型骨切り術は、上顎が出てたり、ガミースマイルが酷い人がする手術なのに、ただ単に、小顔目的でをしたら、上の歯が見えなくなりそうだ」

「本来、美容整形とは、バケモノ級の容姿の人が、コンプレックス解消のためにするもんでしょ。今の顔よりも綺麗になりたいからっていう安易な考えで、リスクの高いLEFort(ルフォー)Ⅰ型骨切り術をするもんじゃないと思う」

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中顔面(眉間~鼻下点間)が長いと、なんとなく間延びしたような顔になりますが、この中顔面の短縮は困難といわれてきました。

それというのも、中顔面には鼻があるからです。

骨格だけを考えると、中顔面は上顎骨の眼窩下縁から梨状口の下端までの範囲なので、LEFort(ルフォー)Ⅰ型骨切り術で上顎骨の上方移動をすることで、骨格上での中顔面の短縮は、比較的簡単にできます。

しかし、問題なのは、鼻や上口唇等の軟組織が、上顎骨と一緒にどんな変わり方をするかです。

長い中顔面の場合、元々上向きの鼻尖で、鼻孔が正面から見えていることが多く、そのような場合は、鼻柱基部を前鼻棘に縫合して、鼻柱鼻翼挙上術をすることで、鼻の長さを(眉間~鼻下点間の距離)を短縮することが可能です。

また、鼻柱基部を前鼻棘に縫合することで、上口唇の引き上げ効果もあるので、笑った時に歯が見えなくなるリスクを軽減できます。

積極的に上口唇を上げたい時には、鼻下長短縮術も併用しなければなりません。

LEFort(ルフォー)Ⅰ型骨切り術のみでの上顎の上方移動は、約2ミリが限界です。

それ以上に上顎を上方に移動させ、中顔面を短縮する場合は、下顎枝矢状分割法(SSRO)や、下顎枝垂直骨切り術(IVRO)をして、必ず下顎も上顎と一緒に上方に移動させなければなりません。

上顎だけを上方に移動させると、正常な歯の噛み合わせができなくなるリスクも生じます。

また、中顔面を短縮する時の注意点として、真っ直ぐな鼻でなく、眉間から鼻尖に向かって左右いずれかに歪んでいる人(斜鼻の人)は、中顔面を短縮すると、鼻がいっそう歪んで見えるようになってしまいます。

施術前では、注意して見ないとわからない程の斜鼻でも、施術後には斜鼻が明確になります。

眉間をA点、鼻下点をB点、オトガイ下端をC点とした場合、中顔面短縮後は、C点が上方に移動します。

そうすると、ABCを結んでできる三角形のB角の角度は、C点が上方に移動することによって狭くなっていくことで、鼻が施術前よりも歪んで見えるようになります。

したがって、斜鼻が少しでもある場合は、鼻骨内側外側骨切り術も併用し、斜鼻を修正しなくてはならなくなることがあります。

■LEFort(ルフォー)Ⅰ型骨切り術

LEFort(ルフォー)Ⅰ型骨切り術は、上顎を自由自在に移動できる手術法ですが、その上顎の移動量には、解剖学的、生理学的な限界があって、また個人差もあります。

例えば、上顎骨を上方に移動させると、鼻腔は狭くなるので、上げ過ぎると、鼻での呼吸がしにくくなります。

また、上顎骨を後方へ移動させると、気道が狭くなるので、後方へ移動し過ぎると、やはり鼻での呼吸がしにくくなったり、いびきの原因となります。

以上のような生理学的機能を検討した上で、上顎骨を移動させる量を決定します。

上顎の上口唇と、歯肉の境目周辺を切開します
骨切りをする範囲の上顎骨を露出させて、サジタルサーとレシプロソーで骨切りをします
自由になった上顎骨を、術前に設定した位置に、特殊な装置で位置決めをします
チタン製固定プレートで留めます

■鼻柱鼻翼挙上術

LEFort(ルフォー)Ⅰ型骨切り術で、前鼻棘を上方に移動させた後に、鼻柱基部と鼻翼を上げさせるための手術法です。

鼻翼の一部と鼻腔内に手術痕が残りますが、術後時間の経過によって目立たなくなります。

鼻腔内側の皮膚を、鼻柱基部の移動量に応じて切り取ります
鼻翼軟骨内側脚及び鼻柱軟組織を、鼻中隔軟骨に縫合し、必要であれば、鼻中隔を一部切り取ります
鼻柱部の皮膚を丁寧に縫合します
鼻翼挙上術をします

■鼻下長短縮術

鼻下が長く、LEFort(ルフォー)Ⅰ型骨切り術の術後に、上口唇によって上顎前歯の見え方が少なくなってしまう場合に適応される手術法です。

個人差によりますが、術後は鼻下長を、最大5ミリ程短縮することが可能です。

鼻柱基部と鼻翼の一部、鼻腔内に手術痕が残りますが、術後時間の経過によって目立たなくなります。

鼻下の上口唇の皮膚を切り取ります
上下の皮膚を、上口唇を引き上げるように縫合します

△上記文章はユーザー個々の投稿です