今日のテーマは「エラ骨 痛い」です。
当会のもとには「エラ削りや顎削りなどの輪郭形成の手術を受けて想像していた以上にがっつりと削られてしまった。あごが細くなりすぎてエラ骨あたりが痛いです。骨がもろくなり骨折しないか心配です」というような旨の相談メールが来ることがあります。
通常、エラ削りや顎削り、頬骨削りといった手術は、過剰に発達した骨を削ったり切ったりしてバランスの良い輪郭にする手術ですから、手術を受たことにより骨が脆くなり将来的に骨折しやすくなることはありません。
上記のようなメールを寄せてこられる方は韓国で輪郭の骨削りをした方が多いです。
ナチュラルな変化を希望する人が多い日本人に対して、韓国の方ははっきりと大きな変化を望む傾向にあるので、韓国の美容外科の方が骨を大きく削る傾向が見られます。
もちろん、安全は範囲でしたらなんの問題もないのですが、中には骨の内部組織や神経ギリギリまで削りすぎて、術後に神経麻痺や知覚異常、咀嚼困難などの後遺症が残ったというケースも見られます。
また、「顎やエラをギリギリまで削ってもカルシウムをいっぱい取れば薄くても頑丈な骨になるから大丈夫ですよね？」なんて質問メールもいただきますが、手術で削りすぎて薄くなった骨はいくらカルシウムを多くとっても鋼のように頑丈になることはありません！
もちろんカルシウムは必要ですけどね笑
エラ削りは手術の難易度も高く修正も困難な為、慎重に施術をする必要があります。
少しでも安全な手術にするため、また仕上がりへの不満をなくすためにも、カウンセリング時に手術のメリット・デメリットなどを患者にしっかり伝えることが出来、無理のない範囲で最大限の美を引き出してくれる医師を選択しましょう。
▽下記は参考までに管理人のブログに寄せられた「エラ骨 痛い」に関する読者からの寄稿記事です。
東京都 女性
エラの角がはっきりした輪郭がいやで、エラ骨切りをやりました。クリニックは数ある候補の中から（高須クリニック、リッツ美容外科東京院、銀座フェイスクリニック、酒井形成外科、ヴェリテクリニック名古屋院、大塚美容形成外科・歯科、あつぎ美容クリニック、小木曽クリニック、しらゆりビューティークリニック、ユリシスクリニック浜松、MAXFACS（マックスファクス）銀座クリニック）一番口コミや評判のいい病院へ行きました。手術は無事に終わったのですが、術後エラ骨を削ったあたりを押すとピキッと激痛が走ります。骨なのかリンパなのか神経の痛みなのか分からず、何科に行けばいいのかもよくわかりません。思わぬ後遺症が残ってしまいエラ骨切りの手術を少し後悔しています。
以上、今日のテーマは「エラ骨 痛い」でした。
