オトガイ形成術

こんにちは。
今日のテーマは「オトガイ形成術」です。

様々な美容整形手術を取り上げてきましたが、今日はオトガイ形成術に触れたいと思います。
オトガイ形成手術などの輪郭形成手術は、美容整形の中でも高度な手術です。
輪郭形成ができるのは、たくさんいる美容外科医の中でも一部のドクターに限られてきます。
高い技術と豊富な経験を持った腕のいい名医を選択しなければ、失敗する可能性も高まりますので注意が必要です。

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オトガイ形成術のメリットとしてはやはり、骨を切る手術なので変化が大きいことです。
まれに、技術のない医師のもので手術をおこなってしまった場合、骨を切ったのにほとんど変化が見られない、という事態が起きることもありますが、きちんとした医師のもとで手術を行えば確実な変化を望むことができ、成功すれば大きなコンプレックスが解消します。

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同じく輪郭の悩みを持った方に向けての施術には筋肉の緊張をゆるめ張りを和らげる「ボトックス注射」やシャープな顎先を形作る「ヒアルロン酸注入」などがあります。
これらのいわゆるプチ整形は一回の施術で5~10万円の美容整形の中では比較的安い費用でおこなうことができますが、効果の持続期間が4~6ヶ月と短いため、1年に2、3回のペースで継続して行わなくてはなりません。
変化はごくわずかで、「治療の後、周りの誰からも変化を指摘されなかった」という感想が多くを占めます。
つまりは、施術したぞ!という自己満足に近い施術ともいえます。
さらに同じ箇所への施術を繰り返すことへの安全性を疑う声もあり、安価で手軽にできるからといっておすすめの施術と言い切ることはできません。

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逆にデメリットやリスクとしては、全身麻酔での手術ですので入院が必要になり、ダウンタイムも長く必要になります。
ダウンタイムといわれる期間はおよそ2週間ですが、完全に腫れが引くまでに3ヶ月~6ヶ月という長い期間が必要とされています。
また、後遺症として知覚麻痺や唇から下顎にかけてのしびれ、感覚異常などが認められる場合もあります。ほとんどの場合、これらの症状は術後3ヶ月ほどで消滅しますが、まれに生涯残る後遺症になる場合もあります。
それほど重傷になってしまうのは、手術時に執刀医が顔面神経に触れてしまったか、神経の近くまで削りすぎたことが原因として考えられます。
その他のリスクとしては術後にたるみやしわが出来やすくなる可能性があります。
これは骨が削り取られて小さくなった分、皮膚があまってしまうことが原因です。
特に30歳を過ぎてからの手術の場合はたるみやしわができやすくなってしまうので注意してください。

オトガイ形成術を検討されている方は、メリットとデメリット、リスクなどをきちんと把握した上で、ぜひとも技術に優れた医師の元で安全に手術に挑んでほしいと思います。

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以上、今日のテーマは「オトガイ形成術」でした。
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※ イメージしやすいよう画像を挿入してありますが文章とは関係ありません