エラ削り手術

顔が大きく見える原因は、頬や顎に脂肪が蓄積していることや、頬骨やエラが張っていることなども大きな原因です。エラが張っていると頑固で我が強い印象を相手に与えがちです。ゴツゴツした男っぽい輪郭は女性にとっては実に頭の痛いところです。また女性のみならず男性にとっても、昨今の小顔ブームを鑑みれば、エラは邪魔な存在になりつつあるようです。

根本的にエラをなくすにはマッサージや小顔整体ではダメです。美容形成手術で改善するしかありません。

エラを小さくする美容形成手術には、エラ張りの原因によって3種類の施術方法があります。

まず、咬筋が発達していることでエラが張って見える場合は、ボトックス注入が効果的です。
ボトックスを咬筋に注射することで咬筋が萎縮し小さくなり、それによって正面から見た顔の輪郭がほっそりします。顔にメスを入れないため手軽に受けることができ、1回の施術料金も安価です。ただしボトックスは個人差がありますが約半年ほどで効果が切れもとのエラが張った輪郭に逆戻りしてしまいます。定期的なボトックス注入を継続していかなければなりません。

次に脂肪が顔に溜まることによって輪郭がふくれ、エラが張っているように見えるケースがあります。このケースの解消法としてはもちろん脂肪吸引です。ただし脂肪吸引でなくとも自分でダイエットをおこなえば自然とフェイスラインはスリムになります。また脂肪吸引は後述するエラ削りの手術にあわせる形で行うことも多く、単独での施術はあまりみないといってよいでしょう。

そして、骨格が原因のエラ張りの場合です。
大部分のエラはこの骨格の張り出しによるものです。ネットでエラ削りの原因を調べると、咬筋を原因としているところが多いですが、それは情報操作ですね。巷で流行の小顔マッサージや小顔整体、ああいった何の効果もみられない詐欺まがいの施術に興味を持ってもらうにはエラの骨が原因だと都合が悪いんです。エラをなくすにはメスを用いる手術であるエラ削りしか改善法が存在しないことを彼らもよくわかっているんですね。

さて、一口にエラ削りといっても2種類の手術方法があることをご存じでしょうか。口外法と口内法の2つです。
口外法は顔の表面にメスを入れてエラを削っていく方法です。局部麻酔で可能だったり腫れが比較的少なく日帰りで手術でき、手術直後から洗顔・メイクも可能といったメリットがありますが、やはり切開跡が傷として体表に残ってしまうデメリットが大きいです。
一方口内法は口腔内の奥歯の歯茎付近を数㎝切開し、そこからエラにアプローチしていく方法です。術野が狭いためエラが見えにくく、的確に削るには熟練の技術を要します。また全身麻酔下での手術になるため、日帰りではなく一泊入院が推奨されます。諸々の諸経費により手術費用が口外法に比べ高額になるといったデメリットがあります。しかし、傷跡は口の中に残るため外からはエラ削りをしたことがまず周囲にわからないというのは大きなメリットです。また、口外法に比べてある程度大きくエラを大きく切除することができますから、患者の理想とする輪郭を再現しやすいという利点も見逃せません。

事実、日本では口内法を採用しているクリニックが多数です。

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