脂肪注入 豊胸 ピュアグラフト 失敗

今日のテーマは「脂肪注入 豊胸 ピュアグラフト 失敗」です。
管理人のブログにはピュアグラフト豊胸術で脂肪注入をして失敗してしまったという旨の相談がかなりの数寄せられます。
下記はその代表的な失敗に関する訴えの一例です。
「ピュアグラフト法で脂肪注入豊胸をしてしこりがたくさんできてしまった。」
「ピュアグラフト法で脂肪注入豊胸をしたが半カップも大きくならなかった。」
「ピュアグラフト法で脂肪注入豊胸をしたときの吸引部がボコボコになってしまった。」
「ピュアグラフト法で脂肪注入豊胸をしたがいつまでたっても痛みが治まらない。」

ピュアグラフト豊胸術は、脂肪吸引によって採取した純度の高い脂肪を注入する豊胸術のことです。
脂肪注入豊胸で人気のコンデンスリッチ豊胸、セリューション豊胸よりもさらに新しい方法です。
ピュアグラフトとは米CYTORI社によって開発された最新の脂肪精製システムの名称を言います。
脂肪吸引によって採取した脂肪を、特殊なフィルターに通すことで、余分な麻酔液や血液、不活化細胞などの不純物を取り除き、純度の高い脂肪を精製します。
これにより、バストへ脂肪注入後、生着率を上昇させシコリの発生を低減させることが可能とされています。

クリニックによってはピュアグラフト豊胸なら2CUP以上のバストアップできるという宣伝をしているところもあります。
しかし、冒頭のピュアグラフト豊胸術で脂肪注入をして失敗してしまったという相談者からの訴えにある通り、これは真実とは言いかねます。

2カップ以上も大きくなるのは非常にいい条件が重なった時か、しこり(死んでしまった脂肪細胞)がかたまりとして残っている時です。
この状態を”豊胸成功”というのであればピュアグラフト法でなくてもほかの方法でも起こりえます。
脂肪注入でどれくらいの大きさになるかは、色々な条件によって決まりますが、ピュアグラフト豊胸に限らず他のどの脂肪注入豊胸であっても通常1カップアップが目安です。
決して、ピュアグラフト豊胸が特別に定着率が高く大きな胸を作り出せるわけではないのです。

ピュアグラフト豊胸、もしくは他の脂肪注入法による豊胸を考えているという方は手術を受ける前に脂肪注入豊胸の真実を知りリスクをきちんと理解した上で挑むべきです。
ピュアグラフト豊胸術を含め脂肪注入豊胸は美容整形の中でも群を抜いて失敗の多い手術です。
美しくなるために受ける美容整形。
決して後悔することのないよう、準備は面倒がらずに万全を期してほしいと思います。

以上、今日のテーマは「脂肪注入 豊胸 ピュアグラフト 失敗」でした。