今日のテーマは「エラ削り 骨切り手術 タイ 韓国 」です。
管理人は、
「エラ削りや輪郭の骨切りの手術をしたいのですが、日本とタイと韓国、どの国で受けるのが一番いいですか?」
「タイや韓国の美容外科は日本に比べて値段が安いけど安全ですか?」
「タイや韓国にはエラ削りなどの輪郭の骨切り・骨削りの専門のクリニックがあるから専門の病院のない日本より上手いんですか?」
といった旨の相談メールをよくいただきます。
近年、タイ国内でも美容整形が浸透しつつあるようです。
イギリス誌のeconomist.comが、2011年の国別の人口1000人あたりの美容整形回数を発表したデータがあります。
統計データーの1位は2位のギリシャに大差をつけて韓国。
人口1000人あたり13.5回という結果でした。
ちなみに日本は7.5回で7位。
そしてタイはというと、人口1000人あたり2回と以外にも少ない数字となりました。
タイは整形率が高い!というイメージを持っている方も多いようですが、実際に美容整形をしているタイ人の多くは、モーターショーのコンパニオン、水商売をしている方、芸能人などの一部に偏っている傾向にあるようです。
昨今遅れて入ってきたタイ国内の”韓流ブーム”の中で、一気に増えたバンコクの美容クリニックや、外国から手術を受けるために訪タイする人が多くなっている事で、「タイは韓国に次ぐ美容整形大国だ」というイメージが定着してしまったようです。
タイは性転換手術で有名ですが、それと美容整形をごっちゃにして考えてはいけません。
また、先進国に比べ、手術費用が3割〜4割ほど安いこともあり、タイの美容外科には海外からの患者(というより客?!)が増加しているようです。
中でも中国人、日本人、そして欧米系の方が目立つ様子。
特に首都バンコクの美容外科の看板には日本語や中国語や英語が交じって記載されており、美容医療業界と海外旅行会社が一体となって、メディカル・ツーリスト産業を形成しているケースも見られます。
特に近年では、中国人客を呼び込もうと躍起になっている美容外科が目立ちます。
そして、タイ人がタイの美容外科で手術するよりもはるかに高い値段を”外国人料金”として取っている美容外科も多いよう。
中には届け出をしない美容整形業界のブラックマーケット(闇医者)も存在し、履歴が残らないよう現金ですべてやり取りがなされているようです。
また、この闇市場の片棒を担いでいるのが、美容外科のブローカーたち。
彼らは海外からの客をタイの美容整形外科(闇医者の場合もある)に仲介することで、実に手術料の3割から5割に上る金額を、タイ国内での通常の手術代に上乗せしてお客に請求し利益を上げているのです。
日本でも、タイの美容整形外科を”無料で親切に”紹介してくれるサイトがいくつもありますよね。
それらのすべてが“美容整形ブローカー”と断言するわけではありませんが、彼らの与えてくれる情報を鵜呑みにしない方がいいことは確かです。
このような“美容整形ブローカー”は「あなたに最適な美容外科を紹介する」といいつつも、自身が取引している数カ所の美容外科しか紹介できないので、必ずしも患者にとって最適の美容外科にたどり着けるわけではありません。
また、ブローカーが高額の仲介手数料を取るため、外国人顧客は結果的に、極端に高額の代金を支払っている可能性が高いです。
まったく同じことが韓国の美容外科にも当てはまります。
むしろ、韓国のブラックマーケットはタイよりもはるかに巨大です。
もちろん、韓国にもタイにも誠実な心と高い技術を持ちまじめに治療に当たっておられる美容外科なり美容外科医は存在するでしょう。
しかし、往々にして高い技術を持つ医師が格安の料金で手術をすることはありません。
経験豊富で技術の高い医師、優れた麻酔医、厳選された材料や薬品、最適な機材や装置、優秀な正看護師。
これらを揃え、最高の美容外科医療を提供するにはそれなりの費用がかかるからです。
情報が氾濫するネット社会。
くれぐれも間違った情報を信じて整形失敗、なんていう事態にならないようにしていただきたいのです。
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※イメージしやすいよう文中に画像を挿入してありますが文章とは関係ありません