頬骨削りのリスク

■頬骨削り リスク
頬骨削りのリスクとしては術後の顔面神経や知覚神経の麻痺、痺れなどがあげられます。
また、頬骨を大きく切り取った場合や年齢を重ねてからの頬骨削りの場合はたるみが出るリスクが考えられます。
また、まれにではありますが術後感染や、手術中に使用される高温を発する医療器具によるヤケドのリスクもあります。

■頬骨削り 失敗(Theme-頬骨削り リスク)
頬骨削りは美容整形手術の中でも特に高度な技術が求められます。
形成外科全般にわたる幅広い知識と経験を持ち、顔面の骨切り術の経験豊富な医師を選択すべきです。
また、頬骨削りは全身麻酔下で行われる輪郭形成手術なので数日の入院が必要になります。
入院設備の整った術後の安全管理ができる病院を選択することも重要になります。

■頬骨削り たるみ(Theme-頬骨削り リスク)
頬骨を大きく切り取った場合や年齢を重ねてからの頬骨削りの場合はたるみが出るリスクが考えられます。
頬骨削りの術後にたるみがみられても新しい骨格の位置に筋肉や皮膚組織がなじんで数ヶ月でたるみが解消する場合もありますし、そのまま残ってしまうケースもあります。
たるみ予防に頬骨削りと同時にフェイスリフトなどを勧めてくるクリニックもありますが、もしフェイスリフトなどをするにしても頬骨削りが終わって術後の経過を見てからにしたほうが賢明でしょう。

■頬骨削り 症例(Theme-頬骨削り リスク)
頬骨削りは頬骨縮小とも言われる美容整形です。
頬骨削りは主に正面から見た際の横幅と、斜めから見た際の頬骨の突出が気になる方が対象となります。
頬骨は形態上、体部には厚みがありますが、弓部に厚みがないため、削ることができるのは体部のみです。
体部のみでは、斜めから見たときの頬骨の突出はある程度改善できますが、正面から見たときの横幅を変化させることができません。
このため実際には頬骨の骨を切り取る手術を行い頬骨の突出を解消し美しい小顔を目指します。
頬骨削りの症例としては大きく分けて口内から切開を行う口内法と、もみあげ後方を切開して行う口外法の2種類があります。
一般に口内から切開を行う口内法が主流ですが、頬骨弓部の骨切りを行う場合はもみあげ後方の切開が必要になります。
また、すべての手技を口外法によりもみあげ後方の切開から行うクリニックもあります。口内法のメリットとしては、口の中を切開するため顔の表面に傷が残らないことと、骨を大きく切る事が可能なことです。
逆にデメリットとしては、腫れが強く出やすく、比較的長いダウンタイムが必要になることです。
口外法のメリットとしては、口内法に比べて腫れや痛みが軽いこと、ダウンタイムが短いことなどが挙げられます。
逆にデメリットとしては、顔表面に残る傷を極力小さくするために1~1.5㎝程度の切開口から手術を行うため大きく骨を切って形を整える事は出来ません。
傷口はもみあげに隠れて目立ちにくいとはいえ、やはりうっすらと残ってしまいます。

■頬骨削り 名医(Theme-頬骨削り リスク)
頬骨削りを含め、輪郭の骨削り・骨切りは美容整形手術の中でも特に高度な技術が求められます。
形成外科全般にわたる幅広い知識と経験を持ち、顔面の骨切り術の経験豊富な医師を選択すべきです。

■頬骨削り 腫れ(Theme-頬骨削り リスク)
頬骨削りの腫れは術後2~3 日目をピークに徐々に引いていきます。
頬骨削りの手術後は目立つ腫れが約2 週間ほど続きます。
そこから多少むくみが感じられる状態に落ち着き、完全にむくみが取れるまでに3ヶ月~6ヶ月ほどかかります。

■頬骨削りたい(Theme-頬骨削り リスク)
頬骨の張り出しが気になる、顔がごつくみえる、張り出した頬骨のせいで女性なのに男性らしい印象に見える、角張った頬骨のせいで性格がきつそうに見える、顔の横幅を減らしたい、優しい印象の丸顔にしたい、瓜実顔にしたい、女性らしい柔らかい雰囲気になりたい、年齢よりも老けてみられる、頬骨が高いせいでつり目に見える、頬骨が張り出しているせいで写真に写ると顔が大きく見える・・。
頬骨削りは上記のような方に適応する美容整形手術です。

■頬骨削り 効果(Theme-頬骨削り リスク)
頬骨削りにより正面から見た際の横幅と、斜めから見た際の頬骨の突出を改善することができます。また、頬骨のでっぱりを解消することで、小顔に見える、若々しい印象になるなどの効果が期待できます。
頬骨削りは頬骨の骨自体を削るので後戻りしてしまうという心配はまずありません。
また、頬骨削りはエラ削りや顎削りなどと組み合わせることで輪郭全体にアプローチすることができるため、頬骨が目立たなくなるだけではなく、最強のシャープな小顔を作ることが可能です。

■頬骨削り ブログ(Theme-頬骨削り リスク)
実際に頬骨削りを受けた感想や経過を写真、画像、動画などを添付しながらブログにつづっている方がいらっしゃいます。
実際の体験談に勝るものはなし!とそれらのブログを参考にされる方も多いと思います。しかし、ブログなどの情報はその内容のすべてを鵜呑みにせず参考程度に留めておくべきだと思います。
ブロガーの方が成功したからといって他の患者が同じように上手くいくとは限りませんし、ブロガーの方が失敗したからといって他の患者も満足しないとはいえません。
それ以前に、ネット上というのはいわば誰もが匿名で投稿できる無法地帯。
その経過ブログや体験談ブログにかかれている「体験談」は本物だとは限りません。
美容外科クリニックに通じる”紹介屋”やクリニックの身内による集客目的の投稿である可能性も否定できません。
もちろん、頬骨削りの経過ブログや体験談ブログの中には実際に手術を受けた患者による生の声も存在するでしょう。
ですが、やはりネットの特性を考えるとこれらのブログは参考程度に留めておくのが賢明だと思います。

■頬骨削り 経過(Theme-頬骨削り リスク)
頬骨削りの術後、麻酔から覚めるとドレーンという血抜きの管につながれた状態であることがあります。
これは血が溜たまることを予防し回復を早めるためです。
通常、手術の翌日に抜去します。
頬骨削りの手術後は目立つ腫れが約2 週間ほど続きます。
頬骨削りの腫れのピークは2~3 日目くらいでそこから徐々に引いていきます。
また、内出血がみられ皮膚が紫色や黄色になることもあります。
これは頬骨削り時の手術操作によって細かい血管が傷つき、皮膚の下で出血たためです。
内出血も2 週間程度で消失しますので心配いりません。
口の中の傷を縫合した糸は10日~14日後に抜糸します。
口外法でもみあげあたりの皮膚を切開した場合は1週間ほどで抜糸します。
また、洗顔、シャワー、入浴についてですが、シャワーのみであれば首から下は頬骨削りの手術翌日から可能です。
顔や頭部から上はドレーン抜去の翌日から濡らして大丈夫です。
しかし、入浴は血流をよくするので痛みが強くでる可能性があるため、頬骨削り術後一週間は控えたほうがいいでしょう。
メイクはドレーン抜去の翌日から、傷口をさけて可能です。
歯磨きに関しては頬骨削り手術翌日から可能ですが、やわらかい歯ブラシから始め傷に直接当たらないよう注意してください。
また、毎日消毒液を使用してよくうがいをして口腔内を清潔に保ちます。
頬骨削り術後の食事に関してですが、手術当日、もしくは翌日からおかゆなどやわらかいものからはじめます。そして徐々に普通食に近づけていきます。
約1~2 週間は熱いもの、刺激のあるもの、堅いものは控えて下さい。
頬骨削り退院後の通院は通常術後1週間目、術後2週間目(抜糸)、3ヶ月目、6ヶ月目となります。
腫れがひいたあともむくみが3ヶ月~6ヶ月ほど続きます。
これは他人からみてさほど目立つようなむくみではありません。
自分で少し違和感を持つ程度のむくみです。
頬骨削りの完成は約6 ヶ月といわれています。

■頬骨削り モニター(Theme-頬骨削り リスク)
頬骨削りは比較的高額な手術ですのでコスト面を考えて美容整形モニターを利用したいと考えている方もいるでしょう。
モニターになれば、通常の30%?80%オフの料金で施術を受けられたり、中には無料で治療できることもあります。
現時点で、頬骨削りのモニターを募集しているクリニックは湘南美容外科、横浜エーブクリニック、こいずみ形成クリニック、ガーデンクリニック、品川美容外科などがあります。
モニター募集の情報は、クリニックの公式ホームページやフリーペーパー、雑誌の広告などに掲載されています。
美容整形モニターは、後からクリニックの広告に利用する前提で割引が受けられる制度です。HPや雑誌への顔写真の掲載、TVへの出演、体験談や施術後の感想が、実名で公表される場合もあります。
顔写真の掲載も、施術を受けた部位だけのケース、顔全体の写真が掲載されるケース、目に黒い帯やモザイクを入れるケース、術部以外にぼかしを入れるケースなど様々です。
頬骨削りの場合も含め、画像は一度インターネットに載るということは半永久的に完全削除が難しいと考えるべきです。
特に家族や身内に頬骨削りなどの美容整形手術を受けたことを知られたくないという方は、この点をじっくりと考えてからモニターに応募するようにしてください。
合わせてフルネームでの掲載、実年齢などの個人情報をどの程度公表するかは、クリニックに問い合わせ事前に細かく確認しましょう。
また頬骨削りのモニターに応募したからといってすべての人がモニターになれるわけではありません。
応募後、クリニック側の審査を経てこの人には当院の頬骨削りのモニターになってほしいという方が選ばれます。また、手術自体は無料や格安で受けられても、アフターケアやメンテナンスに高額の費用がかかる可能性もあります。頬骨削り術後のケアの取り扱いについても必ず確認するようにしてください。

■頬骨削り デメリット(Theme-頬骨削り リスク)
頬骨削りでは骨を削ったり切ったりするため、一度失敗すると修正が困難になります。
また顔全体のバランスを考えて削らないとかえって顔が大きく見えてしまったり、他のパーツが目立ち不自然な顔立ちになってしまう可能性もあります。
また、頬骨削りは骨にアプローチするため、腫れが大きくダウンタイムも長くかかる傾向にあります。口外法の場合は切開するもみあげのあたりにうっすらと傷痕が残ることがあります。

■頬骨引っ込める(Theme-頬骨削り リスク)
頬骨が横にも張り出していて高さもあり、とにかく頬骨を引っ込めたいという方には頬骨体部と頬骨弓部の突出を同時に減少する手術が選択されます。
頬骨は、体部と弓部が連続している形をしています。
この頬骨の高さも横への張り出しも改善する手術では頬骨体部と頬骨弓部の両者を同時に一塊で後退&幅寄せを行います。
その際には口の中と耳の前方のこめかみの部分の2箇所の切開からアプローチし、この2方向から頬骨削り、頬骨切りを行います。

■頬骨削り 費用(Theme-頬骨削り リスク)
頬骨削りの料金は各クリニックにより70万~170万と大きく異なりますが、日本での平均価格は120万円前後といわれています。

■頬骨出てる(Theme-頬骨削り リスク)
頬骨の左右への張り出しが気になる、頬骨が出てるせいで顔の横幅が広く見えるのがコンプレックスなど、頬骨が横に張り出しているのが気になる場合の原因の多くは頬骨弓という部分が横に張り出していることにあります。
この場合はアーチリダクション、アーチインフラクチャー法などの頬骨削りの手術が選択されます。

■頬骨高い(Theme-頬骨削り リスク)
頬骨高いのが気になる、頬骨が斜め方向に突出しているなどの原因は頬骨体部の突出が考えられます。
この場合は頬骨削りの中でも頬骨体部減少術が選択されます。
頬骨体部減少術は口の中からアプローチします。
上口腔前庭切開より、上顎骨、頬骨の骨膜下にて眼窩下縁、頬骨弓まで剥離、咬筋の頬骨への付着部を一部切離し、頬骨体部の全容を露出します。
その後、突出している部位を削り頬骨の高さを改善していきます。

■頬骨削り 失敗画像(Theme-頬骨削り リスク)
美容外科の多くはクリニックのホームページに自院で手術した患者のBefore&Afterの症例写真を掲載しています。
中にはメイクや照明などは同じ条件で、手術箇所の変化のみわかりやすいように撮影しているクリニックもありますが、ほとんどの美容外科は、術前のBefore写真はすっぴんに暗めの照明、無表情。術後のAfter写真はバッチリメイクに笑顔で照明もガンガンあたっています。これでは肝心の術部の変化がよく分かりません。
さらに、頬骨削りの症例写真を含めBefore&Afterで劇的に変化しすぎている画像をよく見かけます。
近年の写真加工の技術の進歩は目覚ましいものがあります。
肌質を美しく整えるのはさることながら、一重の目を二重にしたり、黒目を大きくしたり、アイキャッチを入れて目をキラキラにみせたり、鼻筋を通したり、輪郭を調整して顔を小顔に見せたり、胸の大きさを盛って自然な谷間を作ったり、ウエストを細くしたり、足を長くしたり・・と写真加工だけで整形しないでも別人に見せられるレベルです。
実は美容外科の中には術後の症例写真に対してこの写真加工を施して術後の変化を強調しているクリニックも存在します。
例えば頬骨削りの手術なら術前の写真はより頬骨が張り出しているように加工し、術後は実際以上に頬骨が減ってなめらかな美しい輪郭ができあがったようにするというふうに・・。
もちろん、だからといってすべてのクリニックが症例写真を加工しているわけではありません。しかし、Before&Afterの症例写真を鵜呑みにして、頬骨削りをすれば同じような手術効果が得られると期待するのは少々安易な考えのように思います。