下顎骨切り術 手術 体験者

私の場合は、前に出ている上顎と、後ろに引っ込み気味の下顎という特殊な顎の形状なので、上顎を後ろに引っ込めるLeFort(ルフォー)Ⅰ型骨切り術と、下顎前突をするのが理想的ですが、術後矯正しなければならないので、長い治療期間が必要になるとのこと。

とりあえずEラインに近づけるのに、最もシンプルな、下顎のみを前方に突出させる下顎骨切り術をしました。

■術前カウンセリング

前に出ている上顎と、後ろに引っ込み気味の下顎を治療するにあたり、事前にいくつかの美容整形クリニックでカウンセリングを受けました。

そのいくつかの美容整形クリニックの中には、「超」がつほどの有名な美容整形クリニックから、顎専門医院までの、計6院でカウンセリングをし、6院中4院は、顎プロテーゼのみ、残り2院は骨切りを勧めてきました。

2院の1つは、専門医の資格を所持しておらず、その点が引っかかりました。

最終的に、ここで治療しようと決めたクリニックは、私の口の特徴をしっかりと診て「貴方の場合、短い顎の皮膚なので、口の開閉に筋肉を使い、引っ張っている状態です。この状態で顎プロテーゼを入れると、余計に短い皮膚となり、恒常的に口がポカーンと開いた状態になる」という、的を射たカウンセリングでした。

さらに決め手となったのは、美容外科専門医と形成外科専門医の資格を、ダブルで所持している「ダブル・ライセンス」でした。

■前に出ている上顎と、後ろに引っ込み気味の下顎を治療するまでのフロー

まずは、顎のレントゲン撮影と、3Dスキャンのための写真データを撮影しました。

これは、ほとんどの美容整形クリニックにはないCTスキャンで撮影するので、紹介状を書いてもらい、そのCTスキャンのある慶応大学附属病院で撮影しました。

撮影したデータロムを受け取ってから、美容整形クリニックへ郵送して、その1週間後に美容整形クリニックに、術前診察と最終的な注意説明等を聴きに行きました。

下顎骨切り術は、15時開始なので、前日21時までに食事を済ませて、その後は食事も水分も、できる限り摂らないようにとのこと(約200mlの水ならOKでした)。

■手術室へ入り全身麻酔開始

いよいよ15時、美容整形クリニックに到着しました。

特に緊張することもなく、昨日21時以降の飲食をしていないことを伝えて、手術用ガウンに着替えました。

ネオステリン・グリーン(うがい薬)で口内洗浄をした後に、手術室へ向かいました。

手術室は、完全無菌室で塵1つ落ちてない空間でした。

顎の治療には、全身麻酔が必要不可欠で、そのため点滴を始めて、ある程度の時間経過で静脈へ麻酔を導入しました。

この時にややしみる刺激が突き抜けます。

私は、比較的、麻酔が効きやすいようで、この後数分で意識を失いました。

■いよいよ下顎骨切り術の開始

もちろんこの時点で私は意識は、ありませんでした。

今回の下顎骨切り術は、オトガイ神経下の顎骨を削って、前方に移動させる手術で、そのために口中をザックリと切開しました。

■下顎骨切り術直後~術後3日

自宅に帰宅したのが、下顎骨切り術をした当日の21時です。

顎の痛みは、全然ありませんが、やはり出血と顔の腫れは、どうしても回避できなかったです。

事前に美容整形クリニックからもらった顎固定バンドを、この先1週間に渡り、就寝時に装着しました。

この顎固定バンドは、顔の腫れと出血を防ぐためで、結構グイッと顎を上方にリフトアップさせる感じがしました。

食事の摂取は、下顎骨切り術をした日の翌日から可能ですが、残渣(食べかす)が極力少ない物を選ばなければなりません。

口中に残渣(食べかす)が残ると、まだ口中の傷口が完全に塞がっていない状態なので、ブラッシングができないのです。

また、歯ブラシの毛先等が、傷口に触れると、衛生的にも良くないという理由もあります。

残渣(食べかす)の少ない食べ物を摂取するのは、意外と難しいです。

残渣(食べかす)が少ない、あるいは残らない物となると、必然的にドリンク系となり、食後には必ずドリンク系の物を使って、うがいをし、残渣(食べかす)が口中に残らないようにしました。

因みに豆腐は、残渣が少なさそうな食べ物に思えますが、全然逆で残渣(食べかす)が残りまくりでした。

米等のでんぷん質も糖度が高いから、ブラッシングできないことを考えると、齲蝕(虫歯)が心配になる食べ物です。

うがいで残渣(食べかす)を取り除ける食べ物となると、ヨーグルト、スムージーは当然として、魚の刺身等も結構良かったかもしれなかったです。

出血は、下顎骨切り術後2日目にはなくなりました。

顔の腫れは、この時点ではまだ残っていましたが、この後1週間以内にはひきました。

■下顎骨切り術から1週間後

顔の腫れは、かなり引いてきました。

ただ、ヘアバンドを装着した時だけ、やや出血しましたが、すぐに止血して、特に心配はありませんでした。

因みにこの頃になると、外見的な腫れは、ほとんどなくなったので、顎を隠すマスクをしなくても、外出できますし、シャワーやジムも問題なく行けました。

ただし安全のために、トレッドミル(ランニングマシン)等でのトレーニングはせずに、顔が動かぬ運動に限定して、トレーニングしていました。

下顎骨切り術をする前までは、食後に電動歯ブラシを使用するも、下顎骨切り術をしたこの時点では、電動歯ブラシの振動が傷口に伝わり、少量の出血をしました。

なので、電動歯ブラシを使用せずに、通常の歯ブラシを使用して、丁寧にブラッシングしていました。

ブラッシング後は、ネオステリン・グリーン(うがい薬)でうがいをするのは、慎重を期すためでした。

■下顎骨切り術から1ヵ月後

通常の生活に戻り、ジムでの運動も問題なくでき、制限なしで食事もできましたが、顎の麻痺が相変わらず残りました。

まるで麻酔をした後のように、触っても感覚が鈍く、ややビリビリする感じでした。

この麻痺は、個人差があるようで、大抵の場合は術後1~3ヵ月で回復するとのことです。

鏡で自分を見ても、何の違和感もなく、顔の腫れも全然ありませんでした。

顎を前方に出したことによって、シャープな輪郭の顔になり、自分としては大満足な下顎骨切り術となりました。

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