顎変形症 下顎枝矢状分割術(SSRO)

下顎が大きい、小さいといった顎変形症の手術方法は、大別して下顎のみを移動させる方法と、上下の顎を移動させる方法の2つがあります。

下顎の手術については、下顎枝矢状分割術(SSRO)と垂直骨切り術(IV)の2つがありますが、最近ではほぼ下顎枝矢状分割術(SSRO)を採用します。

上顎の手術には変法があり、LE Fort(ルフォー)Ⅰ型骨切り術(上顎骨骨切り術)がほぼ採用されています。

下顎枝矢状分割術(SSRO)でも、LE Fort(ルフォー)Ⅰ型骨切り術(上顎骨骨切り術)でも、口中からの切開なので、外傷が残りません。

下顎枝矢状分割術(SSRO)は、まず最初に矯正装置を装着し、上の歯を内側に向けて、下の前歯を外側に出して、下顎枝矢状分割術(SSRO)をした後に、綺麗な噛み合わせにあるように、術前矯正をしてから、行います。

下顎を半分に割るようにしてズラし、そこの骨をチタン製プレートで留めます。

3、4本のスクリュー(=ネジ、ビス)を打って固定する場合もありますが、最近ではプレートで固定する方が、主流になっています。

下顎枝矢状分割術(SSRO)をした後の1~2週間は、ワイヤーで上下の顎を固定します。

その後は、ゴムによる弱い固定をしながら、下顎枝矢状分割術(SSRO)後の細かい修正をしてから、固定装置を外し、矯正治療が終了となります。

下顎枝矢状分割術(SSRO)を含めた矯正治療は、約2年はかかります。

上下の顎のズレが大きい場合や、下顎の回転を増やす、顔全体の長さを短縮させる場合は、上下の顎骨とも移動させます。

手術法としては一見簡単そうに見えますが、上顎を分割する際、多量の出血になることがあり、手術自体もかなりリスクを伴います。

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