下顎枝垂直骨切り後の麻痺

質問:
4週間前に下顎枝垂直骨切り術をしました。
下顎枝垂直骨切り術後の麻痺は怖かったし、長い顎間固定にも耐えられるか不安でしたが、下顎枝垂直骨切り術を選びました。
統計によると、下顎枝垂直骨切り術後の麻痺は、稀に残るとのことで、たぶん数百人に1人の確率で麻痺が残るのだと思われます。
しかし、下顎枝垂直骨切り術以降、下口唇からオトガイにかけて、痺れと知覚麻痺が続いています。
医師の説明によると、顎骨が固く厚みがあり、骨切りにかなりの時間を要したとのことです。
6時間の総手術時間で、約800mlの出血もあり、統計のデータと比べても、これらの数値はかなり逸脱してるのではないかと思われます。
インターネットで調べても、下顎枝垂直骨切り術で残った麻痺についての経過情報がなく、かなり不安です。
枝状分割術後に残った麻痺は、約半年でほぼ回復するとのことですが、下顎枝垂直骨切り術後に残った麻痺でも、回復は枝状分割術と同様に考えてもいいのでしょうか?
現在、下顎枝垂直骨切り術後約1ヵ月ですが、下口唇とオトガイの知覚がやや回復した程度で、回復した実感がありません。
回答を宜しくお願い致します。

回答:
顎変形症手術の1つである下顎枝矢状分割術に比べ、下顎枝垂直骨切り術は知覚麻痺の残る確率が低いことは確かですが、下顎枝垂直骨切り術であっても、術後の知覚麻痺は起こり得るとの見解が一般的です。
下顎枝矢状分割術と下顎枝垂直骨切り術のどちらが、術後の麻痺が少ないかと質問されれば、下顎枝垂直骨切り術と回答します。
手術後の知覚麻痺の回復は、下顎枝矢状分割術が最も遅い傾向にあり、下顎枝垂直骨切り術は比較的早期に回復するといわれています。
以上の傾向は、あくまでも統計的な傾向であって、個人差があることを認識する必要があります。
つまり、平均的な顎骨の後方移動量、手術時間、出血量であれば、平均的な経過を辿るであろうと解釈できるということです。
今回のケースでは、明らかに平均的な手術時間、出血量から逸脱していますが、すでに下口唇とオトガイの感覚がやや回復したことを認識されているので、知覚麻痺の回復過程に問題なしと判断されます。

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