ルフォー(LeFort)I型骨切り術 症例

中顔面を短縮するにはルフォー(LeFort)I型骨切り術で上顎骨を中抜きすることが必要になってくるので、大学附属病院の口腔外科等設備の整った病院での手術を勧めましたが、どの病院にも断られたとのことで、今回ルフォー(LeFort)I型骨切り術を引き受けました。

外科的矯正治療の終着点は、上下歯列の噛み合わせ異常を改善するのはもちろんですが、噛み合わせが改善しても、顔の歪みが改善されぬ可能性がある場合は、ルフォー(LeFort)I型骨切り術が必要になります。

ルフォーⅠ型骨切術単独では下顎骨のauto rotationによって切端咬合になってしまい、口元がやや前方に突き出た顔になってしまうと判断したので、ルフォー(LeFort)I型骨切り術、下顎矢状分割術、及び頬骨幅を狭めるための頬骨骨切術を同時にしました。

中顔面を5ミリ上顎骨を上方に移動するため、鼻中隔軟骨の歪み防止及び鼻腔容積の保全を目的に、上顎骨に馬蹄形骨切術及び上顎骨蛇腹骨切術をさらに行い、上顎骨を上方に5ミリ移動しています。

ルフォー(LeFort)I型骨切り術の出血量は200ccで、手術時間が2~3時間程度です。

下顎矢状分割術と合わせると、合計の手術時間が4~6時間、出血量が250cc程度になります。

ルフォー(LeFort)I型骨切り術の術前カウンセリングでは、歯科用CTを駆使した診断をしたりします。

また、手術に必要な資料もCADCAMを駆使し、作成しています。

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