アゴ切り(中抜)後に起こりうるトラブル・後遺症

アゴ切り(中抜)後に起こりうるトラブル・後遺症には、以下の要因が挙げられます。

  1. 細菌感染
  2. 血腫
  3. 皮膚の弛み
  4. アゴの変形
  5. アゴが前に出ていない
  6. アゴが前に出すぎている
  7. アゴが短くなっていない
  8. 左右差
  9. 口唇の火傷、すり傷、色素沈着
  10. 感覚の麻痺・痺れ、アゴの違和感

1.細菌感染

輪郭形成手術後に、痛み、腫れ、発熱、これらの症状が増幅もしくは長引く場合は、傷口からの細菌感染が疑われることもあります。

傷口からの細菌感染が起きた場合は、内服薬の服用、抗生剤の投与、傷口や患部の洗浄をします。

重度の細菌感染の場合は、アゴ下の皮膚を切開し、膿を出します。

稀なケースとして、骨を固定する金属プレートやビスが、細菌感染の原因となることがあり、その際は該当する金属プレートもしくはビスを除去することになります。

2.血腫

輪郭形成手術後に傷の中で出血し、血が溜まると、口元から顎下にかけ、紫色に腫れ上がりますが、これを血腫といいます。

血腫を放置すると、傷口が化膿したり、しこりの原因になるので、口腔内を切開し、溜(た)まった血を排出する等の、早急な処置が必要になります。

3.皮膚の弛み(※中抜きをした場合に限る)

骨を切ったり、削ったりしたことで細くなった骨に対し、皮膚は余ってしまい、弛み出します。

その結果、アゴが丸く見え、目立ってしまうことがあります。

一時的な解消法としては、弛んだ皮膚にヒアルロン酸を注射し、張りのある皮膚に戻すことはできますが、その効果の持続は、半永久的ではありません。

これ以外の解消法では、弛んでしまった皮膚を切除する方法がありますが、顔の外観に傷跡が残ります。

4.アゴの変形

短く削ったアゴ骨に対し、アゴの肉が余って下がり、面長の顔に見えることがあります。

この解消法は、アゴにボトックスを注射し、アゴの肉が弛まないように一時的にすることは可能です。

5.アゴが前に出ていない

口中からの施術のため、アゴ骨を前方に移動できる距離や限界があり、またその微調整が手探りで行うため、アゴ骨を前方に出せていない場合もあります。

もっとアゴ骨を前方に出したい場合は、再輪郭形成手術もしくはヒアルロン酸注入、永久的な結果をご希望であればプロテーゼを挿入することになります。

6.アゴが前に出すぎている

口中からの施術のため、アゴ骨の微調整が手探りで、前方に出過ぎてしまう場合があります。

アゴを奥に引っ込めたい場合は、再輪郭形成手術で後退させます。

7.アゴが短くなっていない(※中抜きをした場合に限る)

アゴは神経が集中している箇所のため、アゴ骨を安全に切り取れる大きさには、限界があります。

アゴが短くなっていない場合は、再輪郭形成手術を行いますが、神経に障るリスクが高まるため、後遺症が残る危険性があります。

8.左右のバランス差

中抜きで切除した骨の大きさが左右で異なると、アゴの輪郭に左右のバランス差ができます。

修正輪郭形成手術を行って、左右のバランスを調整することになりますが、手作業のため、修正手術といえども、完全に左右対称にはならないこともあります。

9.口唇の火傷、すり傷、色素沈着

輪郭形成手術中に、口を大きく開ける器具を使用するため、口唇の火傷、擦り傷、色素沈着等がおこる場合があります。

自然に回復に任せるか、ハイドロキノンクリーム、トレチノイン+ハイドロキノンクリームを必要に応じて処方し、回復させます。

10.感覚の麻痺・しびれ、アゴの違和感

輪郭形成手術で、アゴや下口唇の知覚神経を引っ張って位置調整をしたり、その下の骨を切ったり、削ったりするため、うっかり神経を傷つけてしまうことがあります。

それが原因で感覚の麻痺や痺れといった後遺症が残ることがあります。

大抵の麻痺・痺れは、1年以内に回復しますが、稀に感覚が完全に回復しないこともあります。

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