セットバック法は保険適用か

重度の出っ歯は、上顎骨や下顎骨が本来あるべき位置からズレてしまっているのが原因です。歯だけの問題ではないのです。従来の方法は歯の矯正が主でした。しかしこれでは歯の位置のみを改善することしかできないうえに、治療期間も長くなります。どうしても2~3年間くらいの長期間が必要になります。

そこでこのような状態を改善するためにおこなわれる治療がセットバック法です。これは上顎骨を歯が付いたまま骨切りして後方に移動させる美容手術です。これだと治療にかかる時間が短縮できるというメリットがあるのです。

実際の手術では上下のいずれかのみの顎の骨を移動させるだけの場合もありますが、上下の顎のバランスを考えて上下両方を手術する場合もあります。セットバック法では高度な技術が必要になります。また歯列矯正などの矯正歯科の知識をもっている経験豊かな専門医でなければうまく治療ができません。

では具体的にどのような治療になるのでしょうか。顎の骨を歯が付いたまま骨切りして後方に移動させます。そして理想的な場所まで後方に移動させたら、ワイヤーまたはプレートで固定します。また手術は全身麻酔でおこなうことになりますが、入院は必要なく日帰りが可能な場合もあります。

ではリスクとしてどのようなものがあるのでしょうか。まず手術によって歯の位置がかわってしまうので口の中のスペースが変化してしまいます。そのため術後しばらくはしゃべりにくく感じることがあります。といっても長く続くわけではありません。話をできるだけ多くするようにしたほうが回復にかかる期間も短いです。また顎の骨を切るため食事に関しては、術後1~2週間くらいはやわらかいものしか食べることができません。

一番大きな問題は費用面ではないでしょうか。保険は残念ながら適用をうけることはできません。しかし長い期間をかけて歯科矯正をすることを考えると費用面の問題はどうなのでしょうか。出っ歯を治したい方、口元を引っ込めたい方、短期間で受け口を治したい方にはおすすめの方法といえます。

△上記文章はユーザーの投稿です