しゃくれは骨格的な位置のずれ

顎のしゃくれは、医学用語では顎変形症といい、上顎や下顎のどちらかかまたは両方に骨格的な位置のずれや形状の異常がみられて、顔の形や噛み合わせに異常がある状態のことをいいます。

しゃくれは、噛み合わせや滑舌にも影響を与え、改善すうことができれば日常生活にもよい変化を生むことができます。治療は、歯科医院での矯正治療や、外科的な矯正手術が必要になるので、まずは歯科医院で診察してもらうとよいでしょう。

下の歯が上の歯よりも前にでていて噛み合わせが悪くなっている場合には、受け口と呼ばれ歯列矯正で治療することが可能です。顎の骨を動かすことはできませんが、歯にワイヤーをつけることで正常な噛み合わせに戻すことができ、顎が出ている印象を改善することができます。歯の矯正では治せないような場合は、外科的な美容手術が必要になり、下顎の骨を切り取って動かす手術が行われます。手術は口の中で行うので、傷跡が目立つことはないので安心です。全身麻酔をして口の中を切開し、顎の骨を切り取って数ミリ~1センチ程移動させます。入院期間は約2週間前後で、通常通り食事がとれるようになるまでには1ヶ月程かかります。

骨が原因のしゃくれの場合、遺伝が関係することがあるので、親がしゃくれている場合には子供も将来的にしゃくれてしまう可能性はあります。ただ癖や習慣などの後天的な要因でしゃくれることもあり、下顎の骨が成長のピークを迎える思春期前後よりも前に適切な対処を行った場合には、しゃくれを防ぐことが可能です。

生活習慣を見直したり、顎の筋肉をほぐすことでも改善することはできますが、本格的に顎の治療を望む場合には、外科的な手術を行うことが一番効果的です。

しゃくれを治すことは、見た目や滑舌、噛み合わせを改善するだけでなく、長年のコンプレックスから解放され自分に自信を持つこともできるので、気になる方は一度医療機関を受診することをおすすめします。

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